SUBLIMINAL
パリのマルチカルチュラル・シーンから発信されたアルバム。「近くに住んでいてよく会っている人達と話していることを実現しようとしたらこうなった」とは、当時の清水の弁。
Here’s one that channels directly Paris’s multi-cultural music scene.
Shimizu says: “I wanted to capture the spirit of my everyday encounters with the people around me.” This is the result.
人にはそれぞれ〈1〉ローカルな世界、〈2〉情報伝聞の世界、〈3〉神話の世界、という三つの領域があり、そして、〈3〉に近づくほど現実度は薄くなっていくと思うのです。しかし、〈2〉はくせ者で、自分自身でその情報にさわろうと思えば決して不可能ではないし、いままで情報だけだった世界に自分の意志で飛び込んで、〈1〉にしてしまうことも可能です。
このアルバムを作った当時はそういったことがとても新鮮で面白かった。音楽というより、生活の中の一瞬がもっと広がった感じがありました。いまはその気持ちがもっと複雑に交差していますが…..。
The way I see it, people operate within three realms: their local world, the world of information, and the world of myth. The closer you approach the last, the weaker reality becomes. Relating to the second, however, is more complexÑyou can interact deeply with information, and by willingly venturing into that world, even make it your local world. This sensibility was fresh and interesting to me during the making of this album.
プロデューサー: 清水 靖晃、マルタン・メソニエ
作曲: 清水 靖晃
清水 靖晃: ヴォーカル(1、4、5)、テナーサキソフォン、 クラリネット、キーボード
渡辺 モリオ:ベース
マルタン・メソニエ: ギター(1)
アマド・ヘンダーソン: ヴォーカル(6、8)
ワジス・ディオップ: ヴォーカル(2、4)
マリー・マンゴ: ヴォーカル(3)、バックヴォーカル(4)
ニッキ・ラックリン: ヴォーカル(5)
アミナ・アナビ: バックヴォーカル(1)
マルタン・イングル: バックヴォーカル(6)
レコーディング: エルベ・レ・コズ
ミキシング: マルタン・フィリップス、浜崎 則如(8)
レコーディング/ミキシングスタジオ: ADS・カラー(パリ)
Produced by Yasuaki Shimizu, Martin Messonier
Composed by Yasuaki Shimizu
Yasuaki Shimizu: vocals (1, 4, 5), tenor saxophone, clarinet, keyboards
Morio Watanabe: bass
Martin Messonier: guitar (1)
Amad Henderson: vocals (6, 8)
Wasis Diop: vocals (2, 4)
Mali Mango: vocals (3), backing vocals (4)
Nikki Racklin: vocals (5)
Amina Annabi: backing vocals (1)
Marten Ingle: backing vocals (6)
Recorded by Hervé Le Coz, mixed by Martyn Phillips, Noriyuki Hamazaki (8) at ADS Colour (Paris)